2009年12月 9日 (水)

月の首振り運動

月の首振り運動

昨晩も好天に恵まれ、月の写真を撮影することができました。

091209moon326

いわゆる下弦の月で、半月です。

これで、先月の25日から連続で 上弦 → 満月 → 下弦 までを
写真に収めることができました。

さて、月というのは常に同じ面を地球に向けているので、いつも同じ
模様が見えています。

ただ、ヒモでぎゅっと縛り付けているわけではなく、引力で固定されている
ので、中心がびったり動かないのかというわけではなく、微妙に首を振る
ように動いています。

この首振り運動を秤動(しょうどう)といいます。

この秤動のおかげで、月面の60%以上を地球上から観測することができると
いわれてます。

下の写真は11月25日に撮影した上弦の月です。

091125moon

それぞれを見ているだけではピンと来ないかも知れませんが、中央付近にある
同じクレーターの位置を注意深く見比べて頂くと、かなりのズレがあることに
気付かれるのではないかと思います。

上の2枚の写真をクレーターの位置を合わせて無理矢理合成すると・・・

091209moo2_2

首振りが全くなければ半月同士ですので満月のように丸い形になるはず
なのですが、ひどくゆがんだ形になって、斜めに大きくずれていることが
判ると思います。

毎日しつこく月の写真を撮り続けたのには、こんなところにも狙いがあった
というわけです。happy01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 7日 (月)

親子ふれあい星空観察会

今日は地元小学校の生徒を対象にした親子ふれあい星空観察会。

この観察会、夏にもやったのですが、その冬バージョンです。

5年生全員とその保護者が相手ですから100名近い方達に星空を観察して
もらうので、結構たいへんです。

それでも夏に続いて2回目ということもあって、講師陣も慣れた感じで、
清々と見ていただくことができました。

091207kansatukai

今回、私は星座の解説をメイン担当したのですが、約1時間のあいだに
4グループに分けて同じ話を(当然ですが4回)しました。
(写真は室内で事前説明をしているところです。)

秋の星座で叫びたくなる星座は・・・・? うお(ウォー)座です。
(このギャグは明石天文科学館のブラック博士から頂きました。)

などと、くだらない言いながらひとり浮きつつ今日の星座を説明しました。

少しでもたくさんの子供たちが星に興味を持ってくれたら嬉しいですね・・・

091207mmn295

さて、写真は昨晩の月です。

十五夜、十六夜(いざよい)、立ち待ち、居待ち、と来て、寝待ち月という
やつです。

なかなか昇ってこないので、寝ながら待つという意味です。

だんだん夜更かしをしないと月の写真も撮れなくなってきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 6日 (日)

星巡りの夕べ2009

今日はこれまで何回かこのブログにも登場して頂いている、自然写真家
牛山俊男さんのトークライブに行ってきました。

091206kaoriya

会場は甲府市内にある「香ほり屋」さんです。

このお店、ワインとチーズとコーヒーを売り物にした、とてもこだわりのある
不思議な(失礼!)お店です。

出される品物がどれも香りにこだわったものばかりで(もちろん味もですが)、
とても美味しかったです。

さて、牛山さんのトークライブ、「今年出会った星空・月明かりの世界」という
テーマで、氏の作品を解説付きで見せて頂きました。

さすがに「命を掛けているなぁ」と思える作品が多く、ここまで頑張ると
神様が味方して決定的シャッターチャンスを与えてくれるのかな・・・
などと思えました。

私など足下にも及ばないのですが、これだけたくさんのお手本を見せられると
やたらに星景写真や天体写真を撮りたくなってしまいます。

とても良い刺激になりました。

ちなみにこのトークライブ、月1回催されているようで今回で51回目
だそうです。

また、全く同じ内容ではないかも知れませんが同様のトークライブを東京の
奇聞屋」(西荻窪)さんでも定期的に催されているようですので、お近くの方は
そちらでご覧いただくのがよいかも知れません。

さて、昨晩の月です。

091206moon273

昨晩は天候の回復直後でしたので、月の縁がかなりにじんだ感じに写っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 2日 (水)

今日は満月

今日は久々に東京に・・・

高校時代の友人とちょっと早い忘年会でした。

銀座で解散したあと、空を見上げると満月が・・・

091202sora

でも・・・

月明かりよりも遙かに明るい光が地上を照らし、まわりを見回しても
誰一人として空を見上げる人もいませんし、満月の明るさを意識する人も
ほとんどいないようでした・・・・

ん~ーッ・・・ weep

すでに私が田舎人になっているのか、なんだかとても変な世界のように
感じてしまいました。

日付が変わるころ家に戻ると、満月が煌々と野山を照らしていて、
何だかとてもホッとしました。happy02

というわけで、日をまたいでしまいましたが今夜の月です。

091203moon217jpg

んーッ、それにしても天頂近くにいるのに気流が悪くて、月の縁がギザギザ
しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月27日 (金)

しつこく月を撮る

先日から、晴れたら月を撮る毎日です。

お客様がいらして夕食の準備で忙しいときでも、ラプトル片手に外に出て
月を撮っているので、おかみにはかなり白い目で見られています。delicious

ラプトル50で月の写真がどこまできれいに撮れるか極めてみたいという
ところから、いろいろ試行錯誤しているわけです。

一眼デジのEosX2を使った直接焦点撮影から始まり、ニコンCoolpix995での
コリメート撮影を経て、より高精細をめざしてカメラをCoolpixP5100に
しました。

ここまで来て、どうも写りが今ひとつで気に入らない状態でした。

ラプトルの対物レンズは交換できませんし、カメラのレンズもコンデジでは
外すことができませんので、光学系として交換可能なのはアイピースだけです。

これまで使用していたのは笠井トレーディング扱いのWA18mmという
アイカップ部に28mmのフィルターネジが付いたコンデジでコリメート撮影を
することを想定して作られたレンズです。

これまでの撮影で、月の周辺に色が出ることから、あまり適切なアイピースでは
無いような気がしてきました。
コリメート撮影の場合カメラレンズとの相性もあるので、アイピースが
一方的に悪いというわけではありません。少なくともCoolpixP5100と組み合わ
せるとあまり良い結果が得られないということです。

091127moon2

上は従来の組み合わせで撮影したものです。

今日は少し時間が取れたので、別のアイピースを使ってカメラを取り付ける
方法を検討して、撮影してみました。

091127moon_2

オルソ25mmを使用して撮影して見たのがこれ。

処理の方法やサイズが違うので少し分かりにくいかも知れませんが、
良く見ると大幅に解像度がアップしているのが分かると思います。

やはり面倒がらずに、いろいろ組み合わせを試してみる必要がありそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月25日 (水)

地元向け星空観察会

ここのところ冬景色ばかりで恐縮ですが、草原もすっかり枯葉色です。

091125nohara

個人的には命が溢れかえるグリーンシーズンよりもシンプルな冬景色の
ほうが好きです。

さて、今日は(私も所属する)「八ヶ岳自然クラブ」の星空観察会。

いつもお世話になっているので、スタパでの開催です。(もちろん講師は私)

今年で3回目。 今ひとつ冴えない星空でしたが、3年目にしてやっと
晴天に恵まれました。

先シーズンの冬からスタパ近隣にお住まいの皆さん向けにも、星空観察会を
開きお招きすることにました。

せっかくの施設ですので、ご近所の皆さんにも星に親しんでもらえたら
有難いですし、何より近所にスタパファンを増やしておいて損はないだろう
という、とても腹黒い戦略でもあります。

そんなわけで今シーズンは土星が見える3月頃にやろうかなどと考えています。

本当は世界天文年の「めざせ1千万人星空観察」に貢献するために年内の
開催が良いのでしょうが・・・・

ご近所の皆様、どうぞお楽しみに。

091125moon

今日のお題とは関係ありませんが、今日の月です。

月の写真を極めたいということで、晴れたら撮影を日課にしています。

もうしばらくお付き合い下さい。

月の写真というのは何と言っても上弦の月の頃が一番たくさんクレーターが
写って迫力があります。

カメラを更新して、もっと写る気がするのですが、早くも壁にぶつかった
感じです。

次の一手はアイピースかな?・・・・キリねー~ happy02

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月23日 (月)

気がつけば冬木立

先日まで黄葉だと思っていたカラマツたちが、ここ数日ですっかり葉を
落としてしまい、気がつくとすっかり冬木立の状態になっていました。

091123fuyukodati

何だかページをめくるように季節が移り変わって行く気がします。

お客様が続いて(有難いことなのですが)いて、なかなか落ち着いて
改造ラプトルで写真が撮れないのですが、とりあえず今日も月を撮って
みました。

091123moon

モードラ付赤道儀改造ラプトル50にWA18mm(カサイ)を介して
CoolpixP5100で撮影しています。

気流の状態が良くないこともあり写りはそこそこですが、快適に撮影する
ことができます。

091123jp

気を良くして木星も撮ってみました。

上記の構成ですとあまり拡大率を大きくできないのですが、とりあえず
何とか縞がわかる程度に写りました。

1/4秒のシャッタースピードですが、モードラのおかげでほとんどズレか無く
写すことができました。

惑星の撮影に関してはもう少し検討の余地がありそうですネ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月22日 (日)

人工衛星と流星

先日、しし座流星群のときに撮影した写真を見ていると、明け方近くになると
やたらとたくさんの人工衛星が写っています。

091118leo2_143

右下のほうに飛んでいるのは流星ですが、しし座を横切るように2つ写って
いるのは、人工衛星です。

人工衛星は地上から数百キロから数万キロまでの高さのところを飛んでいる
わけですが、空高く上がれば地上よりも早く太陽が昇ることになります。

地上がまだ日の出前でも、上空では日が射す状態になるため、明け方近くに
なると人工衛星が光って見えやすくなるというわけです。

もちろん同じ理由で夕方も人工衛星が見えやすい時刻です。

そんなわけで、人工衛星を見ようと思えば日没後や日の出前の薄明がある
時間帯に空を見上げるのが正しい方法です。

ところで流星にも時間帯によって多く流れるときと、そうでないときが
あります。

流星の場合は夕方よりも明け方のほうが圧倒的に多く流れます。

091122ryusei

これは地球が太陽のまわりを公転する進行方向と観測点(自分のいる場所)の
位置関係できまるものです。

観測点が地球の進行方向に出る時刻(=深夜0時)以降にならないと、わざわざ
地球を追いかけてきて、地球に飛び込むような殊勝な流星物質以外は流星に
なりません。

0時以降翌朝までは観測点が前面に出ますので、ただ宇宙に浮かんでいるだけの
流星物質もどんどん地球に落ちてきますので、たくさんの流星が見られる
というわけです。

流星群の場合にはダストトレイルを地球が横切る時刻が、明け方か夕方か
よりも重要になることがありますが、一般的には明け方が流星の見頃という
ことになります。

流星を見てみたいかたは、ぜひ早起きして明け方(日の出前1~3時間)にぜひ
空を見上げてみて下さい。good

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年11月20日 (金)

またデジカメ買っちゃいました

また、というかEosX2を買ってから半年ぶりですがデジカメを
買っちゃいました。delicious

091120p5100_2

ニコンのCoolpixP5100(中古)です。

091120p51002

ここのところ普段使いにしているパナのLumixFZ28(写真右)は、
いろいろ自由度が高く快適に使えるのですが、ポケットに入れるには少し
ゴツイのと、望遠鏡でのコリメート撮影に向かないという問題がありました。

091120p51003

また、ラプトル50で月をコリメート撮影するのにやむなく7年前のロートル機種、
ニコンのCoolpix995(写真右)を使っていたのですが、画素数が300万画素と
現状ではかなり性能不足が否めませんでした。

ラプトル50での月の撮影を極めたいというのと、ポケットに入る普段使いの
コンデジが欲しいということで、ポチッとしてしまいました。

この機種、中古とはいえ一世代前のニコンのコンデジの最高機種です。

1200万画素もあるので、月の撮影の基本である「小さく撮って大きく伸ばす」
という手法がやりやすいと思っています。

どんな写真が撮れるか、楽しみです・・・happy02

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月19日 (木)

月の満ち欠けクッキー

一昨日の雪で八ヶ岳はすっかり冬景色です。

091119yama

さて、先日来られたお客様から素敵なお土産を頂きました。

091119tuki

「月の満ち欠けクッキー」というお菓子です。

上弦の月(新月から満月まで)バージョンと下弦の月(満月から新月まで)
バージョンがあるようですが、頂いたのは下弦バージョンでした。

三鷹駅近くの「星と風のカフェ」というお店のオリジナル商品です。

このお店、三鷹市の障がい者施設などの自主製品を取り扱うお店ですが、
このお店のかたがお客様としてこのクッキーをお土産にくださったという
わけです。

「月光科学」シリーズで紹介した「二十六夜」(逆三日月)もあって、
ちょっとマニアックなところがいいです・・・

三鷹に行ったときには、ぜひ訪れてみたいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧