2009年7月10日 (金)

星食・月食・日食観測

今日は本の紹介。

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誠文堂新光社刊 天体観測の教科書「星食・月食・日食観測」 です。

「星食」というのは星が星を隠す現象の総称ですが、月食や日食も広い意味では
星食の一種です。

様々なパターンの星食があるのですが、アマチュアでもある程度精密な観測が
できれば、プロがカバーできないデータを得ることができて、サイエンスな
部分への貢献ができやすい分野でもあります。

ここしばらく天体観測の入門書はあっても、アマチュア向きのこういった
観測の解説本というのはほとんどありませんでした。

あまり観測という地道なものが流行らない時代だったのかも知れません・・・。

でもここのところ誠文堂はなぜか観測のほうに力が入っていて、このての
本がシリーズ化されそうな勢いです。

これだけ硬派な本は従来はあまり売れなかったのかも知れませんが、
高齢化が進み、余暇の時間が増えた結果、単に星を眺めるだけでなく、
観測という一歩踏み込んだ部分へのニーズが生まれてきているのかも知れません。

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2009年7月 9日 (木)

双眼鏡の視野の話

映画などで双眼鏡をのぞくシーンがあると、(最近はどうか知りませんが)
必ずと言って良いくらい、のぞいた先の見え方は下の写真のようになって
います。

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私が子供の頃は双眼鏡をのぞいたときに、このように見えず不思議に
思ったことがありました。

大人になって冷静に考えれば左右の望遠鏡で同じモノを見ている訳なの
ですから、視野が八の字形に見えるわけは無いことが分かります。

もし左右の視野がずれて見えるとすれば、下の写真のように像もずれて
見えるはずです。

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このように見える理由のほとんどは左右の眼幅調整ができていないのが
原因です。

双眼鏡というのは(おもちゃは別ですが)左右の鏡筒がヒンジで接合されて
いて、ある程度広げたり閉じたりすることができるようになっています。

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これがピタリと決まれば、下のように左右の目で見ている像がぴったり
ひとつになって見えます。
眼幅がうまく合わせられないまま見ていると、眼が無理矢理(ひとつに
見ようと)調整しようとして、頭が痛くなってきたりします。

双眼鏡を見るときはしっかり眼幅を調整しましょう。

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しっかり作られた製品ですと、眼幅の間隔を示す目盛りが付いています。
自分の目幅を覚えておけば、のぞく前に眼幅を調整できて素早く観察が
始められます good

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2009年7月 8日 (水)

眺めの良い場所

スタパのある北杜市大泉町は森が多く、森の中にあるペンションや別荘が
多いですが、スタパ自身は前が畑になっていて、わりと開けた眺めの良い
環境だと思います。

それでも周辺をほんの少し散歩しますとスタパから見る眺めより、ずっと
素晴らしい光景を眺めることができます。

少しでもたくさんのお客様にスタパ周辺の散策を楽しんでいただこうと
お散歩マップを作って、コピーを館内においたり、スタパサイトに貼り付けて
あります。(お散歩マップはこちら

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写真は八ヶ岳高原大橋(黄色い橋)の展望台からの眺めです。

この場所からは八ヶ岳(今日は残念ながら見えませんでした)、
橋の向こうに南アルプス、遠くに富士山と最高に眺めの良い場所です。

スタパからは橋の反対側まで歩いて15分ほど、この場所までは25分弱
といったところで、1時間コースのお散歩にはちょうど良いところです。
(車ですと3~4分で行けます。)

ここ以外にも眺めの良いところはたくさんあります。
スタパに来られたときは、ぜひお散歩をしてみてください。

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2009年7月 7日 (火)

今日は七夕

今日は七夕(たなばた)・・・

いつものことですが・・・
本来、月の満ち欠けをベースにした太陰暦の7月7日に行う星祭りですので、
現在の太陽暦の7月7日に行えば星の見え方が全く「アンポンタン」なものに
なるのは必定です。

今年の場合、今日は満月前日で、梅雨時の逆立ちしても星の見えそうもない
日に七夕をむりやりやる現代人の無粋を笑うべきか・・・?

はたまた、年に一度の逢瀬を楽しむ牽牛・織女の邪魔をしないのを粋と
無理矢理こじつけるか?

まあ、大の大人が目くじら立てて言うほどどのこともないですかね・・・

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全く関係ないですが、最近デッキの下がお気に入りのマルスです。confident

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2009年7月 6日 (月)

中古望遠鏡 売ります!

さて、増殖を続けるスタパの望遠鏡ですが・・・

さすがに多くなりすぎて収納スペースはもちろん、パブリックなスペースも
だいぶ浸食するようになってきました。

そんなこともあって、出番の少ないものや、性格にダブりがあるものを
ご来館のお客様を対象に、格安にお譲りすることにしました。

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「買っちゃダメだよ望遠鏡」シリーズを書いていた頃に購入したものが中心に
なります。

当時、どの辺のクラスのものが「ダメ望」か見極めるために、明らかに「ダメ」
な物の他に、怪しいレベルの望遠鏡も何台か購入しています。

今回放出する物の中には、限りなく「買ってはいけない」レベルに近いものも
ありましたが、全て何らかの形で私がチューンナップして、
ちゃんと望遠鏡として機能するように手を加えてあります。
(最低の仕様でも土星の輪がしっかり見えるレベルです。)

もちろん中古ですので、キズやレンズの汚れがあったり、箱のない(or汚れた)
ものなど多少の難がある物ばかりですが、練習用の望遠鏡と割り切って
頂ければ、充分に使えると思います。

放出する望遠鏡は、鏡筒だけのものも含めますと10台くらいの台数になります。

申し訳ないのですが、販売は7月10日以降にお泊まりいただいて、お持ち帰り
いただけるかたのみに限らせていただきます。

早い者勝ちですので悪しからず。coldsweats01

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2009年7月 5日 (日)

ユリが咲きました

スタパの庭のユリが咲き始めました。

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このユリ、3年前にサンメドウス清里スキー場から分けて頂いたものです。

スキー場では夏の間たくさんのユリが咲き乱れ、お花畑の上をリフトで
空中散歩するという趣向でお客様を集めています。

標高の高いスキー場では8月のお盆の前後が見頃になるのですが、
スタパでは夏休み前に見頃が終わってしまいます。(残念!)

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2009年7月 4日 (土)

夏の準備

例年そうなのですが、7月に入るとお尻に火が付いたような気がして
落ち着かなくなります。

夏休み前までに済ませておきたい仕事をどこまでこなせるかで、忙しい
夏休みを気兼ねなく過ごせるかどうかが左右されるからです。

お客様に、より快適に過ごして頂くために、今年はあれと、これと、それを
やろうと決めて取り掛かるのですが、時間切れになって夏休みに突入して
しまうこともしばしばです。

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もちろん寝具を夏用に変えたり、しまってある扇風機を出して組み立てたり、
庭の手入れや草刈りをしたりと、毎年、必ずしなければいけない仕事もあって、
お客様がいない日でも結構朝から晩まで忙しかったりします。

夏に向けての準備運動でもありますので、楽しみながら進めるように
心がけています。

今年は時間切れになりませんように・・・happy02

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2009年7月 3日 (金)

スタパの花 コスモス

スタパの花 コスモスCOSMOS

今年もスタパの庭にコスモスが咲き始めました。

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2002年10月にスタパを開業したときに庭に咲き乱れていたことと、
何より COSMOS には宇宙という意味もあることから、コスモスをスタパの
花として認定し、毎年大切に育てることにしています。

まあ、ほっておいても雑草のように生えてくるので、他の雑草に負けない
程度に草むしりをしてあげる程度ですが・・・

私もおかみも、あまり植物を育てるセンスが無いというか、器用でない
というか、丈夫でない植物だとすぐに枯れさせてしまいます。

本来コスモスは8月下旬くらいから10月くらいまでが見頃なのですが、
最近は早咲きの品種が混ざって、この時期から少しずつ咲き始めて、
長い期間、花を楽しませてくれます。

一番お客様の多い時期にずっと咲いていてくれることも大事にしている
理由のひとつです。

コスモス以外では、なるべく手が掛からず、花期の長い宿根草を植えています。

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これは宿根コスモス(コレオプシス ザグレブ)

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こちらはルドベキア、どちらも宿根で手が掛からず、花期が長いです。
夏から秋口までスタパの庭を彩ってくれる花たちです。

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2009年7月 2日 (木)

ニューフェイス SP FL-90S

4月に「41番目の望遠鏡」という記事を書いたのですが、その後も望遠鏡の
増殖が止まりません。

あまりにも増えすぎているので少し整理したいと考えているのですが、
先月には太陽専用望遠鏡「みかん」と「ガリレオ式望遠鏡」が加わりました。

そして、近くに別荘を持つ古くからの知人が、
「もう使わないし、ほとんど使わなかったので、もらってください」と
持ってきてくれたのがこれ・・・

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ビクセン スーパーポラリス(SP) FL-90S です。

口径90mm、F9(f=810mm)のフローライトアポクロマート仕様で、
少なくともB級品の多いスタパの望遠鏡の中ではかなり高級品の部類です。

また、ビクセンの90mmのアポクロというのは、1990年前後の短期間にしか
販売されていないと思いますので、かなりレア物と言えます。

当時のアポクロマートの設計ではF値を小さくすると球面収差が大きくなり、
色収差は無いのに長焦点のアクロマートより見えないものが多かった
のですが、F9とわりと長めの設定のため、見え味も期待できそうです。

 が~ぁっ!・・・

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なんとレンズ全面のかなり広い範囲にカビが・・・

架台も接眼レンズ、ファインダーなどの付属品はピカピカでほとんど
使用感がないのに、なぜかメインのレンズだけが曇ってカビだらけです。

これでは残念ですが、よい見え味が期待できません。

通常のレンズですと自分でばらして清掃してしまうのですが、相手は
とにかく柔らかくて扱いの難しいフローライトです。

やむなくメーカーに修理の依頼をすることにしました。

と言うわけで44番目の望遠鏡はしばらくお預け・・・weep

帰って来たらまたご報告しますね。

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2009年7月 1日 (水)

僕らは星のかけら

今日は本の紹介。

マーカス・チャウン著「僕らは星のかけら」という文庫本です。

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昨年の秋に一気に10数冊購入した本の一冊です。

あのときに購入した本は、わりと内容の濃い、重い本が多いので、
まだ半分くらいしか読破していません。

ちなみにこの本も読み始めから半年近く掛かっての完読です。

何せ、私たちはもちろん宇宙にある全ての物質(=元素)がどこで生まれたのか
というテーマを、科学の発展に沿いながら科学者達がどのようにして謎を
解き明かしてきたのか・・というとても濃い内容です。

様々な科学の発見をした科学者達の感動が伝わるエキサイティングな部部も
多いのですが、ほとんど数式を使わず文章だけで、その内容を説明している
ので、読むのにかなり集中力が必要でした。

でもこれ以上簡単に解説しようと思えば、あまり感動もできなくなりそうですし
微妙なところなのかも知れません。

今日では宇宙に存在する元素のうち水素とヘリウム以外は太陽のような恒星の
中で作られたということが常識になっています。(それが解明されたのは
今からわずか50年前です。)

私たちの誰もが、星が寿命を終えるときに宇宙にはき出した星の忘れ形見で、
文字通り天で作られたということを改めて教えてくれます。

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